「向こう正面の主」が消えた?大相撲本場所、中継画面に映らない「あの姿」を巡るファンの懸念と真相

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「向こう正面の主」が消えた?大相撲本場所、中継画面に映らない「あの姿」を巡るファンの懸念と真相
「向こう正面の主」が消えた?大相撲本場所、中継画面に映らない「あの姿」を巡るファンの懸念と真相
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🎵 「向こう正面の主」が消えた?大相撲本場所、中継画面に映らない「あの姿」を巡るファンの懸念と真相

相撲 杉山さん 今場所 いない――。今場所の土俵が始まって以来、ネット上やSNSではこのワードが飛び交い、相撲ファンの間で静かな動揺が広がっている。NHKの大相撲中継を観ていると、画面の隅、特に向こう正面の審判委員のすぐ後ろに、いつもと変わらぬ姿勢で座っているはずの「あの人」の姿が見当たらないのだ。

大相撲の生き字引とも言われる元NHKアナウンサーの杉山邦博さん(95)。長年にわたり溜り席から厳しい眼差しで土俵を見つめ続けてきた彼の不在は、本場所の風景を一変させてしまったかのような寂しさを漂わせている。実際、「相撲 杉山さん 今場所 いないけれど、体調でも崩されたのだろうか」と心配する声が相次いでおり、単なる「観客の一人」を超えた存在感を改めて証明する形となった。

溜り席の「名物妖精」?杉山邦博氏が放つ異例の存在感

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大相撲中継の画面には、土俵上の力士や行司だけでなく、背景に映り込む観客たちもまた、場所の「華」としてファンに親しまれている。特に向こう正面の砂かぶり席(溜り席)は、贔屓筋や著名人が名を連ねる特別な場所だ。その中でも、白髪をきっちりと整え、メモ帳を片手に真剣な表情で土俵を見つめる杉山さんの姿は、もはや大相撲中継の「背景」の一部として定着していた。

彼が画面に映るだけで、ファンは「今日も杉山さんはお元気だ」と安心する。それは一種の生存確認であり、大相撲がいつも通り開催されているという日常の象徴でもあった。それだけに、今場所のカメラワークに彼の姿が一切入らないことへの違和感は、日を追うごとに強まっている。

満95歳を迎えた「相撲ジャーナリストのレジェンド」の歩み

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杉山邦博氏は1930年生まれ。NHKのアナウンサーとして数々の名勝負を実況し、退職後も相撲ジャーナリストとして精力的に活動を続けてきた。昭和、平成、令和と、激動の相撲史をその目で直接見届けてきた人物である。そのキャリアは70年を超え、まさに日本相撲界の歩く歴史そのものと言っていい。

彼が座る溜り席は、維持員席とも呼ばれ、一般のチケット販売ではなかなか手に入らないプラチナシートだ。杉山さんは単なる観客としてではなく、相撲を愛し、記録し続けるプロフェッショナルとして、あの場所にこだわり続けてきた。高齢になってもなお、背筋をピンと伸ばして座り続ける姿は、現役の力士たちにとっても無言のプレッシャーであり、同時に温かいエールでもあったはずだ。

今場所の不在を巡る憶測と、関係者が囁く「本当の理由」

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では、なぜ今場所、杉山さんは姿を見せないのか。関係者の話を総合すると、深刻な病気による入院といった極端な事態ではないようだ。しかし、95歳という年齢を考えれば、毎日のように国技館へ足を運び、数時間にわたって硬い座布団の上に座り続けることが、身体に与える負担は計り知れない。

「最近は足腰の衰えもあり、長時間の外出や移動を控える日が増えていると聞く」と、ある相撲ライターは明かす。また、近年の猛暑や季節の変わり目の気温変化も、高齢の身体には堪える。無理をして場所中に体調を崩すよりは、自宅のテレビ前で静かに観戦するという選択をしたとしても、何ら不思議ではない。

ネット上に溢れるファンの声「画面が寂しい」「生存確認してしまう」

SNS上では、場所が始まる午後4時を過ぎる頃から、杉山さんの不在を嘆く投稿が急増する。「画面の隅に杉山さんがいないと、なんだか場所が締まらない」「あのメモを取る姿が見たい」といった、彼の存在を惜しむ声は後を絶たない。

面白いのは、彼が土俵上の力士と同等、あるいはそれ以上にファンから愛され、注目されている点だ。解説者の言葉よりも、画面の端に映る杉山さんの表情一つで「今の相撲は良かった」「今の判定は微妙だった」と推し量るファンもいるほどだ。彼の不在は、大相撲中継というエンターテインメントにおける、一つの大きなピースが欠けてしまったような喪失感を視聴者に与えている。

高齢化する相撲界のレジェンドたちと、これからの大相撲観戦

杉山さんだけでなく、昭和の大相撲を支えてきた関係者や名物ファンたちも、年々その姿を消しつつある。これは時代の流れであり、避けては通れない現実だ。しかし、彼らが築き上げてきた「相撲を観る眼」や、土俵に対する敬意の念は、若い世代のファンにも確実に受け継がれている。

大相撲は単なるスポーツの興行ではない。神事としての側面を持ち、独特の様式美と歴史の積み重ねの上に成り立っている。杉山さんのようなレジェンドが長年示し続けてくれた「土俵に対する礼儀と愛情」は、彼が不在の今場所であっても、国技館の空気に確かに溶け込んでいる。

「またあの席で」ファンが待ち望む、レジェンドの復帰

ファンが最も望んでいるのは、やはり「元気な姿での再会」だ。今場所の不在が一時的な休養であり、体調が整えばまたフラリと向こう正面の席に現れるのではないか、という期待は消えていない。

たとえ毎日の観戦は難しくなったとしても、千秋楽や注目の大一番だけでも、あの鋭い眼差しが土俵に向けられる日が来ることを、多くの相撲ファンが心待ちにしている。大相撲の歴史を紡ぐ主役は力士たちだが、その歴史を特等席で見守り、語り継ぐ杉山さんのような存在もまた、欠かすことのできない大相撲の一部なのだから。 (出典: 相撲 杉山さん 今場所 いない(Yahoo!ニュース)