令和おじさんから「推し」へ?SNSで再燃する「ガースー」ブームの正体

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令和おじさんから「推し」へ?SNSで再燃する「ガースー」ブームの正体
令和おじさんから「推し」へ?SNSで再燃する「ガースー」ブームの正体
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🎵 令和おじさんから「推し」へ?SNSで再燃する「ガースー」ブームの正体

菅 義 偉 かわいい――。そんな言葉が、2026年の今、TikTokやX(旧Twitter)のタイムラインを再び席巻している。かつて「パンケーキ好きの令和おじさん」として親しまれた元首相の、飾らない日常のワンシーンやふとした表情を切り取った動画が、Z世代を中心とする若者たちの間で「癒やされる」「尊い」と大バズりしているのだ。

政治家としての冷徹な仕事師の顔と、時折見せる素朴な笑顔とのギャップが、多くの人々に菅 義 偉 かわいいという新たな視点を提供しているのだろう。硬派な政治ニュースの裏側で、なぜこれほどまでに彼のキャラクターが消費され、愛され続けるのか、その背景を探った。

パンケーキと笑顔が火をつけた「ギャップ萌え」の系譜

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菅氏が「かわいい」と評されるようになった原点は、やはり官房長官時代の「令和」改元発表と、その後に明かされた大の甘党というプライベートのギャップにある。秋田の農家出身という叩き上げの経歴を持ち、政界では「鉄の意志を持つ男」と恐れられた男が、パンケーキを前に目を細める。この極端な二面性こそが、ネットカルチャーにおける「ギャップ萌え」の教科書となった。

当時の一過性のブームで終わるかと思いきや、首相退任後もその人気は衰えていない。むしろ、第一線を退き、肩の荷が下りたような現在の佇まいに、より親しみやすさを感じる人が増えているようだ。

2026年のSNSアルゴリズムが発掘した「素の表情」

菅義偉 令和おじさん | 菅義偉 政治活動 終了 – 菅義偉氏、たたき上げの「令和おじさん」 – JXLWWO

最近のトレンドは、テレビの報道番組で見せる一瞬の「素」のカットや、地方視察時の何気ない仕草を切り取ったショート動画だ。AIによる自動編集ツールが普及した2026年、若者たちは政治的な主張に関係なく、純粋に「ビジュアルコンテンツ」として彼を消費している。

「国会での厳しい表情から、ふと見せるお辞儀の丁寧さへの変化がたまらない」といったコメントが数万件のいいねを集める。ここには、従来の政治報道がアプローチできなかった、全く新しい形のファン層が形成されている。

政治的評価とキャラクター消費の奇妙な共存

「ガースー」「令和おじさん」で親しまれた元首相、引退意向報道にネット注目「引退も大事」「時代が終わっていく」「ゆっくりとパンケーキ楽しんで

もちろん、政治家としての菅氏に対する評価は多様だ。携帯電話料金の値下げやデジタル庁の創設など、実行力を評価する声がある一方で、コロナ禍における対応などへの批判も根強い。しかし、SNSの世界では、そうした政治的文脈から切り離されたところで「キャラクター」としての受容が進んでいる。

これは現代のネット社会特有の現象と言える。政策の是非を議論するプラットフォームと、個人の愛嬌を消費するプラットフォームが完全に分断されているのだ。結果として、政治的にはアンチであっても「キャラクターとしては嫌いになれない」という奇妙な感情を抱くユーザーも少なくない。

「おじさん構文」とは一線を画す、若者が求める「無害さ」

近年、SNS上では年長男性の言動が「おじさん構文」や「有害な男らしさ」として忌避される傾向が強い。その中で、菅氏の持つ独特の「寡黙さ」と「控えめな態度」は、むしろ若者にとって安心感を与える要素となっている。

余計なアピールをせず、ただそこに佇んでいるだけで漂う哀愁と愛嬌。それが、自己主張の強いインフルエンサーたちに囲まれて疲弊した若者たちの目に、一種のオアシスのように映るのかもしれない。

メディア戦略か、それとも天然か?愛され続ける元首相の素顔

このブームは、意図的に作られたものなのだろうか。菅氏の周辺関係者によると、本人はネットでのこうした評価に戸惑いつつも、特に否定はしていないという。むしろ、自身のメッセージが若い世代に届くきっかけになるのであればと、好意的に受け止めている節もある。

計算されたセルフプロデュースではないからこそ、視聴者はそこに「本物」を感じ取り、魅了される。2026年、政治とエンターテインメントの境界線がますます曖昧になる中で、彼の存在感は今後もユニークな輝きを放ち続けそうだ。 (出典: 菅 義 偉 かわいい(Yahoo!ニュース)